2013年7月13日土曜日

集中力


連日、暑い日が続きますね。


昔、どこかの学者さんが「日本と欧米の研究成果の差は、夏の蒸し暑さの違いによる」とか言っていたような記憶がありますが、こんなに暑いと集中も出来ませんよね。

世界でしのぎを削る最先端の学者さんでもそうなのだから、私の仕事がはかどらないのも当然で、何ら恥じることはない!


と胸を張って主張してもしようがないので、せいぜい集中力について勉強でもしてみましょう。



といっても、集中力を高める方法については色んなサイトで公開されています。

そこで、今回は、集中力の高い状態とはどんな状態か、について勉強してみました。
(あまり実用的な話でないかも)



例えば、あなたが何かの仕事をしているとします。

その時、あなたが集中しているかどうかについては、いくつかの要因があります。


まずは、その仕事の難易度が一つのポイントです。

内容が簡単すぎると集中できないし、難しすぎてもダメ。

適度な難易度だと集中できます。

これは、その仕事が自分にとって予見可能かどうか、ということに他なりません。

すなわち、簡単すぎると、どこをどういう具合にすればいいという見通しが簡単に立てられるので、脳みそが集中する必要なし、と見なして集中できなくなります。

難しすぎると、全く予想が立たないので、集中しても意味なし、と見なしてやはり集中できません。



これらに対して、適度に難しいと、ある程度の見通しは立てられますが、時々裏切られます。

そこで、(これはもっと注意深くする必要があるぞ!)と脳みそが注意喚起して、集中することになります。



余談ながら、簡単すぎる時には緊張感を高め、気を張って仕事するようにし、難しすぎる時には、リラックスして仕事すると集中力が高まるとされています。



また、集中した時には、体の感覚に対する意識が低下した状態となります。

「心頭滅却すれば火もまた涼し」という心境でしょうか。

集中しているという言葉は、夢中になる、とも言いますが確かに夢の中では体の感覚が低下していますね。

眠っているうちに、尿意をもよおしたりして、体の感覚が強くなって来ると目が覚める、というのも、同じです。

集中した状態と夢はかなり似かよった状態なのでしょうね。



さらに、集中している時には、疑う気持ちがなくなっています。

例えば、本とかインターネットとかで情報収集しているとき、「面白い!」と思って集中しているときは、その本の内容を疑わずに信じています。

たとえ荒唐無稽な話であっても、読んでいる時はその話の中に入り込んで(信じ込んで)います。

逆に、「この話、本当かな?」などと疑いだしたら、集中力も低下します。



ちなみに、先週はエビデンスというテーマで、当たり前とか常識と思われることでも疑ってみましょう、と推奨しました。

でも、集中しようと思ったらこれでは逆効果です。

「疑え」と言ってみたり、「信じろ」と言ってみたり、全く首尾一貫していなくてすいません。



ちなみに、私は結構信じやすいタイプです。

そのせいか、集中力は高い方かもしれません。


昔、大学生だった頃、ゼミの研究室でマンガが置いてあったのですが、貪るように読んでいました。

学内で権威ある教授が呼びかけても全く気づかず、無視して周りのみんなが青ざめていたこともあったそうです。(後でたしなめられました)

おかげで、私が漫画を読んでいる時に用事があると、みんな声をかけずにトントンと肩をたたいていました。

今から思えば、もっと有意義なことに集中力を発揮すべきだったと思っています。



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