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2013年10月12日土曜日
単純接触効果
お客さんにモノを売る時に重要なのが、好感度。
品質が同じだったら、誰でも嫌いな人から買わずに好きな人から買いますよね、
というか、嫌いな人からだったら、どんなに品質が良くても買いません。
人だけでなく、大企業等でもイメージ広告などで、好感度を上げるために大金をつぎこんでいます。
では個人で、お金をかけずに好感度を上げるには?
見た目を良くするとか、内面を磨くとか・・・
今回は、もっとも簡単な方法として、単純接触効果についてご説明します。
これは、文字通り、単純に接触頻度を上げること。
一度だけ会ってしっかりお話するよりも、少しでいいので何度も会うほうがよいのです。
どうしてそうなるか、というと、以下のような説明がなされています。
まず、あなたが誰かに会ったとします。
そのとき、相手の人はあなたの顔を見て、「ああ、この人は、確か・・・・○○さんだ!」と認知します。
このときの、相手の人の脳みその中では、あなたの外観の情報を過去の情報と照合し、あなたという人を特定します。
この一連の情報処理は、あなたが相手と何度も会ううちに、段々と素早くスムーズにできるようになります。
情報処理がスムーズに行われると、それが快感となります。
相手の人はその快感を、あなたに対する好感と勘違いします。
以上から、何度も会うと好感度が増すのです。
この効果の面白いところは、相手があなたに会ったと認知しなくても効果があることです。
サブリミナル効果というのがありますね。
映像等で、ほんの一瞬だけ関係ない絵を見せるとかいうやつです。
その映像を見せられた人は、その一瞬の絵を見たという認識がないけれども、いつの間にかその絵に親しみを持ってしまいます。
それはさておき、単純接触効果は、別に映像でなくてもかまいません。
また、直接会わなくても構いません。
メールや電話でも良いし、不特定多数向けのブログやフェイスブック等でもいいのです。
また、内容も問いません。(もちろん、相手を傷つけるようなものはダメですが)
沢山語る必要もありません。
上述のメカニズムのとおり、脳みその情報処理の早さの問題なので、短時間でもあなたを認識してもらうことが重要なのです。
とにかく頻度よく、会ったり情報発信したりするようにしましょう。
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